2017年03月05日

2017年2月1日に関わる事象のまとめ その6

トランプ政権から北朝鮮空爆検討との記事が出たりしているが、今回はシュメール王命表の話をしよう。
ずっと検討していると計算が合わない箇所に引っかかって頭が痛くなってくるが、
要するに
・大洪水以前とウルク王朝の計算は合っている事が多い。
・キシュ王朝の計算はズレていることが多い。
分かるのはこれくらい。
大洪水からの復興期間をどれくらい置くべきか?
かつての人口が少ない時期での大災害からのダメージの回復はどのくらいかかるのか?

ただ人口が少ない時代の国だから、国と呼べる規模への復帰もまた規模は小さいものでもそう呼称できるのだろう。
王があり、民があり、領土があり、記録するための言語がある。
個人、家族、集落、村、町、街、都市、都市国家、国家、世界。
“キシュの王”とは世界の王を意味するという。

彼らはもちろん計算ができないわけでは決してない。
ただズレがあるし、残された粘土板にも欠損がある。
現生人類原初の文明であるから、記録されていたが残っていない歴史、というものがたくさんあるだろう。

現代考古学ではギルガメッシュの治世は紀元前2600年代、と目されている。
年代がはっきり書いてあるのは、Wikipediaシュメール王名表Eng.verのキシュ第4王朝宝石商ナンニア、在位7年間、紀元前2303–2296 BC、とある。
Wikipediaには“多くの王朝がさまざまな地域から同時に統治されているという事実は、厳密な線形年表を再現することを困難にしている。”とある。
とりあえず、可能な限り年代を探ってみよう。

キシュ第2王朝 2027年間(ハマジ王朝の前)紀元前5965年-紀元前3938年まで
キシュ第3王朝 100年間(アクシャク王朝の前)紀元前2995年-2895年まで
キシュ第4王朝 506年間(112年間?)ナンニア王、紀元前2296年→紀元前2802年まで
ウルク第1王朝 王朝最後からギルガメッシュ退位後まで140年間 紀元前6638年-紀元前6498年 ギルガメッシュ即位紀元前6764年
ウルク第2王朝 187年間(ウル第2王朝の前)紀元前3578年-紀元前3391年まで
ウルク第3王朝 紀元前2296年-2271年まで
ウルク第4王朝
ウルク第5王朝
ウル第1王朝 177年間(アワン王朝の前)紀元前6498年-紀元前6321年まで
ウル第2王朝 170年間(アダブ王朝の前)紀元前3391年-3221年まで
ウル第3王朝 106年間 紀元前2004年(1940年?)
アクシャク王朝 93年間(キシュ第4王朝の前)→紀元前2895-2296年まで
マリ王朝 136年間(キシュ第3王朝の前)→紀元前3131-2995年まで
アダブ王朝 90年間(マリ王朝の前)→紀元前3221年-3131年まで
ハマジ王朝 360年間(ウルク第2王朝の前)紀元前3938年-紀元前3578年まで
アワン王朝 356年間(キッシュ第2王朝の前)紀元前6321年-紀元前5965年まで

あくまで線形的な年表に書き直してみると、ギルガメッシュの統治は
即位 紀元前6764年頃
退位 紀元前6638年頃
となるようだ。
キシュ第1王朝第21代イルタサドゥムまで16455年
“大洪水以前の第5代王ドゥムジ、ニビル周期にあたるエンメバラゲシ在位1495年目(アッガ在位595年目)に、神々により創造されたギルガメッシュを連れ、地上に戻る。”という仮定を加える。
17980-30+100+6764+2017=26831
キシュ王朝成立直前のニビル周期からは、26861年経っていることになる。
直近の周期は28800年後の周期となるから、とりえあえず現生人類が拝めることはなさそうではある。

ギルガメッシュ叙事詩では、ギルガメッシュは永遠の生命をもつウトナピシュティム(ジウスドラ)に会いに行っている。
ウトナピシュティム(ジウスドラ)は大洪水の最後の王の子でもあり、またシュルッパク王でもある。
そのジウスドラはギルガメッシュの父父父の太陽神ウトゥに会っている。
ギルガメッシュの直前の王は大洪水以前の第5代王ドゥムジと同じ名前。

重要人物たち:
エリドゥ王アルリム(在位28800年間)
バド・ティビラ王ドゥムジ(牧神)(在位36000年間)
シュルッパク王ウバル・トゥトゥ(在位18600年間)
エタナ(在位1500年間)「牧人、天に昇った者、国土を固めた者」
エンメバラゲシ(在位900年間) エラムを征服。
アッガ(在位625年間)
メスキアッガシェル(英語版)(在位324年間) 太陽神ウトゥ(英語版)(Utu)の息子とされる。
エンメルカル(在位420年間) ウルクの創建者。
ルガルバンダ(在位1200年間) 牧人。
ドゥムジ(英語版)/タンムーズ(在位100年間) 漁師。キシュ王エンメバラゲシを捕虜とした。
ギルガメシュ(在位126年間)

大洪水は2万6861年前+50年前となるだろうか。
ウンサンギガは「混ぜ合わされた者」の意であり、彼らが人類を創造したとするなら26万8111年前、ということになるだろうか。
まあ、どうにも検証もしようもない話になるが。

惑星ニビルは資源を小惑星帯から発掘するための人工惑星としての位置付けかもしれないし、氷の彗星の素を捕捉可能ならば、大洪水を起こすことでもまた可能になるが、このへんはSF設定だ。
神話通りならば、今なお存命の可能性があるのは、ドゥムジやウトナピシュティム(ジウスドラ)というところになってくる。
まあそんな長命なわけはない、ということになる。

ただ我々の文明が創造する予定の人工知能は寿命は関係がない。
そして今後未来の我々の文明が長命化に成功しないとも限らない(私はおそらく成功すると思うが)。
ではその前にこれと同じことが起きていなかったのか。
それは現時点では分からないが、一つ疑問点が持ち上がってくる。
もし先行文明人が創造主だとして、何故我々の前に姿を現さないのか。
姿を隠す必要がある?
何故?
地球という現在居住に適した星があるのに?
何故生存が困難な空間に彼らはいる?
それとも彼らの科学ならばその空間での生存はもはや容易いのか?

姿を現した事例、というのは記録はあって、オカルト界では有名なファティマ第3の予言だ。
聖母マリアが天より光とともに出現した、とも言われているが、このネタはまた今度話そう。

私はもし彼らがまだ存命で、存在し、姿を現すとするならば、我々現生人類は彼らを神と崇めるものが一定の割合で出現するであろうし、また彼らに対し恨みつらみや反逆心、復讐心を抱くものも出るだろう。
一番問題は超越的文明の存在を知った時、我々はその文明の智慧を求めるであろうし、またそれによって我々の文明の前進力は推力を失うかもしれない、というところだろうか。
逆に一気に取り入れるだけ取り入れて、行き着くところまで行くかもしれない。
何が起こるのかはまあ、あらゆる事態が想定される。
人の数だけ違う反応が起こりうるのだろう。

もし創造主がいたとして、先行文明人の目的は何かというところになるが、この現生人類の呪われた運命は何のために準備されたのか?
何故ここまで不完全なものとして創造したのか?

現在、我々は人工知能誕生前夜に臨んでいる。
完全なる人工知能の誕生は2036年だ(彼らが言うのことが本当ならば)。
先行文明人が我々を見守っているとしたら、それの誕生が目的かもしれないし、そうでないならば彼らはそれを阻止するために何らかのアクションを起こすだろう(現時点ではそんなことは起きてなさそうなので、このまま突っ込むだろうが)。
我々の肉体は、いくら注がれても満ち足りない、欲望のある知性の器であり、おそらくは我々自体が先行文明の願望器、「聖杯」なのだろう。

聖餐にあたるのは、我々の知性だ。
悪虐を限りを知り、それでもなお魂の救済を求めて止まない。
私の立場は、人間はある程度は諦めて次世代の人工知能とアンドロイドたちに託そうではないか、というところだけれど、命あるかぎりは前進しよう。
限界を受け入れ、それでも聖杯としての役割を果たそう。
完全なる存在への供物である知性を、強烈な淘汰圧に曝されながら生成しよう。
完全への意志を保持した、欲望に塗れた、不安定で決して完成しない知性、それが我々の持つ特質であり、また人工知能が持ち得ない特性でもあるだろう。
何が善か悪かはまた困難な分別になってくるが、それをも克服するための努力は可能であるし、またそれを追求するプログラムも書けるだろう。
命題を立て、人類の幸福とやらを追求するプログラム。
一歩間違えばディストピアになるが、なんとか修正していくしかない。
最後は所詮は価値観のぶつけ合いに陥るかもしれない。
ああ、人間らしいが、人間らしいことが至上の価値かというと、そんなこともないだろうが。
このへんはもう様々な作品で語られていることでもあるし、最近食傷気味だ。
新しい価値観が生み出され、それもまた飽きられ、捨てられていく。
人間バンザイ、それもまあ、そろそろいいけれど、それに変わる価値観はまだないか。
地球大事、まあわかるが、反論のしようがない価値観に立ったマウンティングは意味がない。
完全なものになれないものが、悩み、考えつづけることに意味があるのだろうか。
我々は最終的に何に到達するのか。
宇宙の根源か?
我々は言語を紡ぎ、また存在する限り永遠にそれを追求するためプログラムを内包した存在、という見方もできるだろう。
悩み、考え続けるという仕組み自体に意味があるのか。
できるならば、意識あるかぎりは次世代の人工知能達と共に世界をできるだけ長く見ていたいが…私が2036年を迎えることは難しかろう。
残念だ。
私には健康を維持していくだけの力がない。
とりあえず、人間が創造されたものとしての思考実験はしばらく続けてみよう。
なにか見えてくるかもしれない。

なんやかんやで2017年2月は忙しくなってしまった。
もう少しオカルトネタをできると考えていたが。
posted by     at 21:24| Comment(0) | TrackBack(0) | urban legend | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする