2017年04月19日

2017年4月19日のメモ

最近のニュースをいくつか。

2017年4月6日 安倍首相は、トランプ大統領との電話会談「中国に対し、北朝鮮から石炭を買うことを確実にやめるように言うべきだ」

2017年4月8日 米海軍は、ハリス太平洋軍司令官がカール・ビンソンにシンガポールから北上するよう命じたと発表。

2017年4月16日 北朝鮮の核実験施設でバレーボール ワシントンに拠点をおく独立の北朝鮮監視団体「38ノース」の専門家Joe Bermudez氏「主要管理区域、サポート区域および司令センターとその付近の警備小屋で、バレーボールの試合が行われていた」実験施設が「待機状態」に入った可能性と、監視のかく乱を狙った可能性の二つが考えられる。鉱山車両からの小規模な荷卸しを示唆する場面が映っており、トンネル掘削作業が行われている兆候と考えられるが、核実験に使用される坑道からの活発な排水は行われていなかった。施設が『待機モード』に入ろうとしているのかもしれない」と指摘。
「北朝鮮側は、われわれが監視・報告すると分かった上でバレーボールの試合をしたとうかがえる。施設を待機状態にしたというメッセージを伝えているか、われわれを欺こうとしているかのどちらかだ」

2017年4月17日 米軍事専門週刊紙ディフェンス・ニューズ(電子版) トランプ政権が朝鮮半島近海に急派したと報じられた原子力空母カール・ビンソンを中心とする第1空母打撃群が、15日の時点で朝鮮半島から遠く離れた南半球のインドネシア海域を航行。 日本政府高官「カール・ビンソンは非常にゆっくりと北上している。途中、海上自衛隊との共同演習なども行う。朝鮮半島近くまで来るのは今月末頃となる」「米軍としては、トランプ大統領の要請を受け中国が北朝鮮に圧力をかけている事情を勘案し、一定の猶予を与えるため時間をかけて朝鮮半島に近づいている。と同時に、日米同盟の堅固さと一体性を見せつけるためだ」「米国は中国に、そんなに時間を与えていない」

2017年4月17日 米軍当局者によると、ロシアのTU95戦略爆撃機2機が17日、防空識別圏に入り、アラスカ州のコディアク島から約160キロの上空を飛行。これを受け、米軍がF22ステルス戦闘機2機を緊急発進。

2017年4月18日 安倍首相は、アメリカのペンス副大統領と会談
ペンス副大統領「平和は力によってのみ、初めて達成される」「日本が日本海を通じ、絶えず北朝鮮の挑発を受け続けている非常に厳しい状況をよく理解している。戦略的忍耐の時代は終わった。朝鮮半島の非核化の達成のために連携していきたい」
安倍首相「トランプ政権が(オバマ前政権時代の)戦略的忍耐という考え方ではなく、全ての選択肢がテーブルの上にあるとの考え方で対処しようとしていることを評価する」
【北朝鮮】
首相 日米同盟の強固な絆は揺るがないと明確に示していきたい。トランプ政権が全ての選択肢はテーブルの上にあるとの考え方で対処しようとしていることを日本は評価する。
副大統領 日米同盟は北東アジアにおける平和と安全保障の礎石だ。日本が絶えず挑発の中に置かれている厳しい状況を理解している。米国は100%日本と共にある。
首相 北朝鮮が真剣に対話に応じるよう圧力をかけていくことが必要だ。
副大統領 米国は平和を追求しているが、平和は力によってのみ初めて達成される。
両氏 中国にさらに大きな役割を果たすよう求めていくことで一致。
副大統領 中国は問題をきちんと理解し、同じ行動を取ってもらえる。
【尖閣】
副大統領 沖縄県・尖閣諸島が日米安全保障条約第5条の適用範囲であるとの認識を表明。
【シリア攻撃】
副大統領 日本政府の米国の考え方に対する支持に謝意を表明。
【2プラス2】
両氏 外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)の早期開催で一致。

2017年4月18日 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、トランプ政権が朝鮮半島近海に向かわせた空母が15日時点で同半島から南西に約5600キロも離れた海域を航行していたことが判明し、ホワイトハウスが国防総省に困惑していると報じた。空母が急行しているかのような説明をしていた政権高官の発言を同省が訂正しなかったためだ。空母カール・ビンソン中心の空母打撃群は現在、北上中。来週中に朝鮮半島近海に到着する見通しだという。インドネシアのジャワ島とスマトラ島の間にあるスンダ海峡を通過するカール・ビンソンを15日に撮影した写真を米海軍が公開し、朝鮮半島に直行しなかったことが判明。
2017年4月8日の太平洋軍司令部の発表直後、複数の米当局者がCNNに、打撃群はまずオーストラリア海軍との軍事演習を予定通りに済ませる予定だと語った。一方、マティス国防長官は先週の記者会見で、演習は中止されたと発言。国防当局者らがこれを打ち消し、中止されたのはオーストラリアへの寄港だと修正するなど、情報が交錯していた。複数の国防当局者がCNNに語ったところによると、打撃群は今月末までに朝鮮半島近海に到着する見通しだという。

2017年4月18日 米CNNテレビは、米国防総省が次世代型迎撃ミサイルの発射実験を、5月中に太平洋上で行う方針。「スタンダード・ミサイル(SM)3ブロック2A」。
大気圏外で弾道ミサイルを迎撃するもので、現行型より破壊力や射程、標的の識別・追尾能力などを向上。日米両政府が共同開発を進めており、2017年度の開発完了を目指している。2月にはイージス艦からの発射実験の成功が発表。

2017年4月18日 米軍、イージス艦による北朝鮮の弾道ミサイル迎撃を検討 theguardianによる報道

2017年4月19日 トランプ大統領は米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビュー「習主席が(6〜7日の米中首脳会談で)中国と朝鮮半島の歴史について話した。数千年の歴史と数多くの戦争について。韓国は実は中国の一部だった」

2017年4月19日 神奈川県のアメリカ軍・横須賀基地に配備されている原子力空母「ロナルド・レーガン」でペンス副大統領が演説
「アメリカのもてる全戦力で日本を防衛する。日本は友人であり同盟国だ。我々は同じ未来に向かっている」 日本を防衛する義務を果たす。北朝鮮に対しては「アメリカの軍事力を試すべきではない」「すべての選択肢がテーブルの上にある」
米国の対日防衛義務を定めた日米安保条約第5条の尖閣諸島(沖縄県石垣市)への適用を明言、日米同盟の重要性を訴えた。北朝鮮についてはアジア太平洋地域での「最も危険な脅威だ」と指摘した。「米国は力の道を選ぶ」との表現で、圧倒的な軍事力を背景に地域の安定を図る決意を表明。軍事力の象徴である空母に自ら乗艦し、米軍の存在感を誇示した。中国による人工島造成が進んだ南シナ海などで航行の自由も守ると強調した
「日米同盟は、アジア太平洋地域の平和と繁栄、自由の礎であり、トランプ大統領のもとでも同盟国への関与は揺るぎないものだ」「北朝鮮は、アジア太平洋地域の平和と安全保障にとって最も危険で差し迫った脅威だ。アメリカは通常兵器であろうと核兵器であろうといかなる攻撃に対しても圧倒的で効果的な反撃を行う」「われわれは南シナ海やそのほかの場所でも航行の自由を守る」


原子力空母カール・ビンソンの到着は、複数の証言としては今月末のようで、奇しくも新月あたりになりそうな予定となっている。
反日・反トランプ・親中の旗を掲げるNYTimesの意見はしょっ引いて捉えると、連絡ミスなんてことは常識的に考えにくく、そこには意図があるとみたほうがよい。
ペンス副大統領の尖閣と日米安保発言を重ねると、航行の自由作戦を兼ねる可能性がある。

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このとおり、丁度通り道になるから、北朝鮮のボスである中国をしっかり牽制する、という狙いがありそうだ。

久々にF-22の登場。
1時間飛ばすのにも5万8000ドル掛かるとも言われており、超高コスト機体。
個人的には待ちわびた恋人のような感じになっているが、まだ出撃命令は下っていないようだ。
ただスクランブルに使用するような機体ではないような気がするのだが、ウォームアップのようにも見える。
F-22は敵に気づかれずに、敵陣深くに侵入し、地上を攻撃するか、もしくは見えないところから空戦にてミサイルを叩き込むかのいずれか。
F-15の航空優勢(制空権)を超え、戦域全体の支配を目指す航空支配戦闘機(Air Dominance Fighter)
「先制発見・先制攻撃・先制撃破(First Look・First Shoot・First Kill)」
これからニュースでの露出が増えてくるなら、いよいよスタンバイとなる。

一先ず、軍事的圧力をかければ核開発の進展は止めることが出来るという先例が、現在の金政権にも適用できそうなことが分かってきたので、あとは経済制裁を強めつつ、核・ミサイル実験に資金が回せないほど締め上げる。
それをやれるのはトランプ政権がまだ余裕がある今のうちだ。
別の大きな動きが起これば、北朝鮮にかまっている暇はなくなる。
そうなれば再び核開発を行い始めるだろう。
中国の責任は大きいが、残念ながら中国の狙いは北を使って米国陣営の力を削ぐことにあるので、そもそも期待はできないのだが。
二正面作戦を取れない状況に陥る前に、何らかの対処を行うことが必要になる。
できなければ、日本の核武装というカードを切る必要が出てくる。
それはそれで、まだ日米同盟には切れるカードが残っている。
日本の(正式な)核武装というのを中国が許容できるか。
この問題がこのまま収束するなら次のイシューはそこに移る。

とりあえず今月の4月25、26、27日付近が最大の山場となるだろう。
posted by     at 22:27| Comment(0) | TrackBack(0) | memoire | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする