2006年02月18日

NJ 2006/01/30

from FNN News JAPAN 2006/01/30
公式サイトはこちら(ttp://www.fujitv.co.jp/nj/index2.html)


title:ライブドア事件 複雑なマネーロンダリング

組合は、ライブドア・マーケティングの金をカリブ海にあるイギリス領ヴァージン諸島の金融機関に売却。
ヴァージン諸島は法人税などが優遇されるタックス・ヘイヴン/Tax heavenとして知られている。
(前後略)


title:中川農水相発言巡り国会紛糾

松本方哉 キャスター:
 ま 日本政府は、この問題で、日本側はきちんと対応しており、責められるべきはアメリカ側だと発言していたわけですが、スタジオの解説は和田解説委員です。ま 和田さん、その きちんと対応の部分のきちんとが今回実はきちんとしていなかった、そういうことなんでしょうか。

title:追及されるまでの「だんまり」の大罪

和田 圭 解説委員:
 こんなに大きくかつわかり易いミスを、日本政府が犯すってのは珍しいことだと思うんですね。で 政府の答弁書というのは実は“てにをは”まで神経を使って役人が書き上げますから、答弁書を閣議決定したあと、輸入再開前に現地調査をしても意味がないことが分かったから調査をしなかったと言った中川大臣の釈明では、民主党は納得しないというのはよく分かるんですね。で 現に政府答弁書には輸入再開前に調査できそうな項目も書かれているんです。また役所レベルでは12月の時点で事前の現地調査が行われていないというのは判っているわけですから、その事実を今回追及されるまで隠していたというのは、小泉総理が言うようにアメリカに対して責任はなくても、国民の信頼を裏切ったという意味での政府の責任は極めて大きいと思います。

松本方哉 キャスター:
 なるほど、わかりました。この問題、輸入再開論議を巡って新たな火種となりそうです。
 
 さて、このあとは日本が導入するミサイル防衛システムの精度についてです。


滝川クリステル キャスター:
 CROSS HAIRでその謎に照準を合わせます。



title:ミサイル防衛の謎

C.H.title:ミサイル防衛図鑑(2)


滝川クリステル キャスター:
 続いてはCROSS HAIR/照準です。

松本方哉 キャスター:
 来年度からようやく日本もミサイル防衛のシステムの導入を始めますが、実際の精度については、実のところ詳しくは明らかにされていません。

滝川クリステル キャスター:
 そこで今夜は、発見・追尾の謎に照準を合わせます。


弾道ミサイル。
ナチス・ドイツが始めて実戦兵器として開発。
開発当初からマッハ5。
現在ではマッハ20以上のタイプも出現している。

その超音速ゆえに迎撃不可能と言われていたミサイルだ。

――ミサイル防衛図鑑II 発・追尾の謎――

北朝鮮の弾道ミサイル発射実験で日本を震撼させたのは、過去2回。
一つは、1993年。
ノドンを発射に日本海に着弾。
そして、1998年には、日本上空を通過し、太平洋に着弾したテポドン発射。

1993年 ノドン発射
1998年 テポドン発射

軍事評論家 岡部いさく氏
「北朝鮮の弾道ミサイル発射実験が
 すぐに明らかになった というこの裏には
 アメリカ軍による監視態勢というものがあるんですね
 アメリカ軍は全世界のどこかの地点で発射された
 弾道ミサイルをすぐに探知するため
 24時間態勢監視する
 特別な衛星を持っているんです
 こうして得られた発射情報は
 当然日本側にも速やかに伝えられる手はずになっています
 このような発射情報の流れというのが
 弾道ミサイル防衛の第一歩である
 早期警戒情報の流れ というわけですね
 事実(1998年の)テポドンの場合でも
 北朝鮮は実験とはいえ
 突然弾道ミサイルを発射したんですが
 アメリカの監視態勢によって
 日本とアメリカは共同で追尾と観測を行ったんです」

ここにある謎

これまでに北朝鮮が弾道ミサイルを発射したのは、あくまでも実験として、一度に一発ずつ。
それが実戦となるとそうはいかない。
もし北朝鮮が複数ミサイルを発射した場合、発見・追尾は可能なのだろうか。

軍事評論家 岡部いさく氏
「現在 北朝鮮はノドンミサイルを
 100発から200発程度配備していて
 それを4ヶ所の基地に置いている
 とみられています
 そして ノドン用のその自走式発射台の数が
 これが大体10台から20台程度といわれていますから
 つまり北朝鮮が一度期に発射できる
 ノドンの数は最大で その20発程度 
 ということになってくるでしょうね」

弾道ミサイル発射の発見役、DSP衛星。
これは、気象衛星ひまわりと同じ静止軌道上にある静止衛星で、24時間常に北朝鮮を監視している衛星だ。
赤外線カメラを使用し、弾道ミサイル発射の熱を感知するという。

DSP衛星

軍事評論家 岡部いさく氏
「地上で突然の熱が出るというのは
 例えば火山の噴火ですとか
 核実験というものがあるんですけれども
 弾道ミサイルの発射は
 これ熱源が高速で移動しますから
 衛星で見ていて判別するのが比較的容易です
 また 弾道ミサイルの発射は小さな点ですから
 たとえ北朝鮮が20発いっぺんに発射したとしても
 衛星で全部を捉えることもできるんでしょう
 ま しかしそのミサイルの行方を
 衛星で完全に追いかけるというのは
 かなり難しいんじゃないでしょうか
 というのは ミサイルのロケットの噴射が終わってしまうと
 熱の放射がどんどん減ってしまって
 衛星からは見づらくなるはずです
 また 途中に雲があると
 弾道ミサイルがその雲を突き抜けてこないと
 衛星では探知できない
 といった弱点もあるはずです
 ま そういうわけで
 雲を突き抜けて見られるか見られないかといった能力を境にして
 赤外線ですとかレーダーですとか
 いろいろな探知・追尾のシステムが今造られているわけです」

DSPからの早期警戒情報を元に、雲の影響を受けずに追尾するのがLRS&T駆逐艦。
追尾に使うSPY-1レーダー。
もともと戦闘機など200以上の標的を捉えることが可能なレーダーを改修したものだという。

LRS&T駆逐艦「カーティス・ウィルパー」
SPY-1レーダー
もともと戦闘機など200以上の標的
を捉えることが可能なレーダーを改修

そして、主に弾道追尾を任務とするFBX-Tレーダー。
このレーダーは迎撃ミサイルTHAAD(サード)の捜索・追尾用レーダーをベースに開発されたもので、弾道ミサイルから分離した比較的小さな弾頭を追跡できる。
しかし、その高性能のため、雲の影響を受けやすいという。

FBX-Tレーダー
弾道ミサイルの弾道追跡が可能
しかし雲の影響を受けやすい

さらには、洋上のレーダー基地として、SBXレーダーがある。
海上油田掘削施設にも似たこの巨大なレーダー。
弾道ミサイルの脅威のある地域へと移動する、発見・追尾専用のレーダーだ。

SBXレーダー
弾道ミサイル脅威のある地域へ
移動する発見・追尾専用レーダー

軍事評論家 岡部いさく氏
「アメリカがミサイル防衛用としている
 レーダーの多くは――
 もともとは航空機ですとか巡航ミサイルなど
 複数の目標を同時に捉えることを目的にしたものでした
 で それを発展・改良して弾道ミサイルの
 マッハ8以上という速度にも対応できるようにしたものですから
 (ミサイル防衛用にも)これ複数の目標を
 捉えることは充分にできるはずです
 また、アメリカのレーダーの弱点を補うような形で
 日本も独自のセンサーを色々と開発しているんです」

通称ガメラ・レーダー。
FBS-XX(ダブルエックス)。
これは雲などの影響を受けないSバンドとLバンドレーダーを使用し、発射された弾道ミサイルが、地平線や水平線に現われた瞬間から捉えることができるという。

FBS-XX
雲などの影響を受けない
Sバンド−Lバンドレーダーを使用
弾道ミサイルが地平線などに現われた
瞬間から捉えることが可能

そして、最近開発したのが、エアボス。
これもDSP衛星同様、赤外線センサーを使用し、弾道ミサイルの熱を感知するという。

エアボス

軍事評論家 岡部いさく氏
「このエアボスは、アメリカのDSP衛星と同じように
 弾道ミサイルの発射を探知する役割を担うものです
 しかしこの機体の上に付いている この丸いセンサーをみますと
 窓が二つありますよね
 おそらく一つは広い視野で目標を探して
 もう一つは 絞り込んで目標を追尾する
 そういう役割分担なんだと思います
 しかしセンサーが一つしかありませんから
 複数の目標を同時に追尾するというのは
 難しいのかもしれません」

弾道ミサイル・ノドン
全長約16mあるミサイルが
熱を発して上昇し軌道の頂点からは
重力を使い切り離した
小さな弾頭が落下するもの

その熱や大きさなどの特徴を、それぞれのセンサーがそれぞれの弱点を補い、追尾する。
計算の上では複数発射に対応しているが、その計算を狂わすものがあるとすれば 雲なのかもしれない。


滝川クリステル キャスター:
 んーミサイル防衛システムは天候の影響を受けやすいということなんですね。

松本方哉 キャスター:
 そうなんですよ。あのー アメリカのセンサーは精密に弾道ミサイルを発見して追尾することに重点を置いていますけれども、ま その反面、弱点は雲だというふうにも言われています。で 他方、日本のセンサーはアメリカに比べれば精密でないかもしれませんが、ま 雲があってもデータを取る、ということに重点が置かれているんですね。

滝川クリステル キャスター:
 役割がそれぞれあるわけなんですね。

松本方哉 キャスター:
 そういうことです。そのため、雲を境目にして日米でセンサー同士が補い合う。ま そういう関係にあるというわけなんです。

滝川クリステル キャスター:
 はい。えー 次回は迎撃についてお伝えします。以上、CROSS HAIRでした。


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金融のニュースで、香港、ヴァージン諸島、スイスなどの地名が出たときには、気を付けてみるべきなのだろう。


2006/02/15 12:01
北朝鮮弾道ミサイル「ノドン」迎撃可能なイージス艦をアメリカ軍が日本に実戦配備へ
ttp://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00085249.html
日本全域を射程とする北朝鮮の弾道ミサイル「ノドン」の迎撃が可能なイージス艦をアメリカ軍が、日本に実戦配備することが明らかになった。
アメリカ軍のラフェッド太平洋艦隊司令官は14日、ワシントンでの講演会で「イージス艦『シャイロー』を2006年後半、日本に実戦配備する。『シャイロー』は最良の弾道ミサイル迎撃能力を持つことになるだろう」と述べ、横須賀がイージス巡洋艦「シャイロー」の母港になることも明らかにした。
現在、イージス巡洋艦「シャイロー」はサンディエゴで最新の弾道弾迎撃ミサイルを装備するための改修を受けており、2006年後半に日本に実戦配備されることになる。
日本はこれまで、「ノドン」ミサイルの脅威に対し、有効な防衛手段を持っていなかったが、「シャイロー」が日本に配備されれば、初めて現実的な防衛能力を得ることになる。


米空母4隻西太平洋で演習 日本にミサイル防衛艦配備
ttp://www.usfl.com/Daily/News/06/02/0215_010.asp?id=47200

 米海軍のラフェッド太平洋艦隊司令官(大将)は14日、ワシントンで講演し、6〜8月にかけて空母計4隻が参加し、過去10年間では最も大規模な演習を西太平洋などで行う計画を明らかにした。大西洋側に母港がある空母1隻も含まれる。

 同司令官はまた、弾道ミサイル迎撃のためのミサイル防衛システムを搭載したイージス巡洋艦シャイロを、今年後半に交代艦として日本に配備する考えを示した。

 国防総省が3日公表した「4年ごとの国防戦略見直し(QDR)」は、大西洋から太平洋への戦力シフトを打ち出しており、今夏の演習も太平洋重視の一環といえる。

 ラフェッド司令官はイージス艦シャイロについて、最も進んだミサイル迎撃能力を持つと説明。同艦の配備は、北朝鮮の弾道ミサイルなどを念頭にミサイル防衛の強化を狙ったとみられる。

 さらに、同司令官は米海軍横須賀基地(神奈川県)への原子力空母ジョージ・ワシントンの配備計画に関し、現在の通常型空母キティホークより能力が向上することや安全性を指摘し、地元などの理解を求めた。

 海軍当局者によると、演習は6〜8月に計3回あり、このうち日米などが参加し7月に行われる環太平洋合同演習(リムパック)には、空母1隻が参加するという。(共同)



今までの艦は、

弾道ミサイル追跡監視艦:弾道ミサイルの発射を監視するために改造したイージス艦。米国海軍の中でも最新鋭の性能を誇る。

 アメリカ海軍は2004年から弾道ミサイルの発射を監視するために改造したイージス艦5隻を見張り役として順次日本海に配備。
 仮に弾道ミサイルが発射されても発射場所を直ちに特定し、積載されたトマホーク巡航ミサイル等で発射場所を攻撃できる態勢を目指してきた。

弾道ミサイル発射監視体制
 弾道ミサイルが発射されても発射場所を直ちに特定し積載されたトマホーク巡航ミサイル等で発射場所を攻撃できる


今回配備となる最新鋭艦「シャイロー」は、ノドン基地ではなく空中のノドンそのものを叩き落すためのイージス艦となる模様。

空母4隻は対中国と言われているものの、今年後半に軍事的プレゼンスが引き上げられるかもしれない。

そうなると、小泉総理は任期を延長せざるを得ない局面がでてくる。

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