ヒル国務次官補はどうやら「北朝鮮調整官」というポストに就きそう。
前任者はクリントン政権下で国防長官も務めた、ウィリアム・ペリー氏。
ペリー氏は現国防長官であるゲーツ氏が提案した1994年の限定空爆を全面戦争の危険性から退けた人物であり、1998年のテポドン1号発射後に、対北政策調整官に任命され、北朝鮮の核および長距離弾道ミサイルの開発放棄と関係正常化に向け「ペリー・プロセス」を提案、これを進めた。
( 参考:ttp://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/12/07/20061207000054.html)
ヒル国務次官補は大丈夫なのか、という声もあるけれど、
2006年10月4日
「米国は北朝鮮を核国家として容認しない」
「核兵器を保有する北朝鮮に未来はない」
ttp://www.yomiuri.co.jp/world/news/20061005id23.htm
2006年10月11日
「決議は北朝鮮への怒りの手紙ではない。北朝鮮の指導部に、自らの行為を本気で後悔させる手段を講じようとしているんだ」
「北朝鮮は、核実験でしばらくはわれわれが怒っても、そのうち怒りを収めて、北朝鮮を核保有国として受け入れると考えていると思うね」
「手段はいくつかある。強い警告のメッセージを送り、核技術の入手や、金を稼ぐのを難しくしてやります」
発言を追えば、ヒル氏の方向性に関しては問題ないと見られる。
そして、前任者のペリー氏の発言は現在最強硬派と言っても良い激しさとなっている。
2006年11月04日
■ペリー元国防長官
・北朝鮮が寧辺に建設中とされる5万キロワットの黒鉛減速炉が完成すれば、核兵器製造能力が一気に高まると懸念を表明
・「中国や韓国が強制力ある措置を取らなければ、米国は原子炉が稼働する前に攻撃せざるを得なくなる」と警告
2006年12月1日
■ペリー元国防長官 スタンフォード大学
「北朝鮮がテロ国家に核を拡散させれば米国の都市が被害を受ける可能性があり、その場合米国は破滅的な報復を加えるだろう」
「私がもし米国の大統領なら北朝鮮に問題の深刻さを理解させるため、金正日総書記と北朝鮮体制に打撃を加えることを具体的に警告する」
議会は民主党が握り、クリントン政権下でゲーツ氏の限定空爆を退けたペリー氏が今度は限定空爆論を打ち出している。
そして、ブッシュ大統領はゲーツ氏を国防長官に任命した。
ブッシュ政権の最終目標は朝鮮半島の非核化。
米国においては中間選挙後、イラク問題において民主党のコミットが開始されたように、北朝鮮問題に関してはブッシュ政権とクリントン政権の交錯と回帰が起こっているのかもしれない。
ペリー氏が国防長官当時、どのような思いを抱いて北朝鮮に当たっていたかは分からない。
個人的な希望としては、フリーとなるハイパータフネゴシエーターであるボルトン氏をどこかのポストにねじ込んで欲しいところ。
2006/10/11 00:36
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北朝鮮核実験 米・ヒル次官補「決議は本気で後悔させる手段を講じようとしている」
ttp://www.fnn-news.com/headlines/CONN00098385.html
北朝鮮との核問題の協議を仕切ってきたアメリカ政府の代表が、静かな怒りを見せている。
北朝鮮の核実験に対し、「国連で制裁決議を目指す」と述べた国務省のヒル次官補の答えには、静かな怒りが燃えていた。
ヒル次官補は「決議は北朝鮮への怒りの手紙ではない。北朝鮮の指導部に、自らの行為を本気で後悔させる手段を講じようとしているんだ」と述べた。
ヒル次官補は、北朝鮮の核問題の解決を目指すアメリカ代表として、常に記者団に囲まれながら、北京やソウル、東京を往復してきた。
先週末もアジア訪問を計画したが、核実験に先を越された形になった。
ヒル次官補は「北朝鮮は、核実験でしばらくはわれわれが怒っても、そのうち怒りを収めて、北朝鮮を核保有国として受け入れると考えていると思うね」と話した。
ワシントンでは、ライス国務長官ら穏健派と、チェイニー副大統領ら強硬派の間でバランスを取りつつ、外交手腕を発揮してきた。
ヒル次官補は「手段はいくつかある。強い警告のメッセージを送り、核技術の入手や、金を稼ぐのを難しくしてやります」と述べた。
ヒル次官補は、北朝鮮に核実験の高い代償を払わせることと、中国に北朝鮮への圧力をかけさせることの2つが大事だとしており、今後の動きが注目される。
2006年12月09日
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