2017年02月01日

45年後の君へ

どうやらこのblogには客人が来ているようだ。
君の名を私は知らない。
君が私が考えている人物かどうかも定かではない。
けれども今日は特別な夜だ。
君を歓待したい、というごくごく個人的な趣向に、他の御仁もしばし付き合って頂きたい。
肝心の君に届いているのかどうか分からないが。

このblogが小泉総理の任期最後の400日を記録するために開始したからには、本当は語らねばならないことがあった。
私が小泉氏のことを相も変わらず小泉総理と呼ぶのは、私にとって最も敬愛する総理であり、それは私が死ぬまで変わらないからだ。
政局の天才と呼ばれた氏は、機を見るに敏。
したたかな時勢のプロデュース能力、決断、そして豪運、まったくもって捉えがたい。
そんな小泉総理であるけれど、総理の座を降りた後の小泉総理の変節、または転向というべきか。
小泉総理は3.11が起こった2011年、左翼顔負けの原発ゼロの主張へと舵を切った。
日本の自民党元総裁としては、“晩節を汚した”、“耄碌した”と言われても仕方のない決断。
小泉総理は言う。
「5年前の3月11日の東北大震災。地震、津波、そして福島原発のメルトダウン。これを見て、私は自分で勉強し直しました」

小泉総理は何を知ったのか。
私には伺い知ることはできない。
米国の名門ブッシュ家との任期中の親交、そして日本国の元最高指揮官としての人脈、知識、経験。
もちろん小泉総理の任期が終わった後、私が訪ね歩いた電子/書籍の情報の海とは全く別次元の、違う情報網だろう。
ただ至った結論については理解できる。

夢の次世代エネルギー、常温核融合。
そこまで到達すれば、核の平和利用は勝利と言うべきだろうし、研究を続けるべきだろう。
ただ、小泉総理の慧眼が穿つように、エネルギー政策の中心を担うべき存在ではないのかもしれない。

我が国は如何に成り立ち、如何に勝利し、その勝利に耐えられず敗北し、そして如何に改造を為されたか。
私はいくつかの仮説を今は知っている。
どれが本当かは今のところ確かめようもない。
検証不能情報の矢面に立たされ、攻撃される側であり、現実世界の強者側の論理も理解できるし、また情報の断片といくつもの飛躍を経たオカルティックな陰謀論の展開したい気持ちも理解できる。

『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』

我々はどこから来たのか―それを知った時、我々はどうなるのだろうか。
我々は何者かを知るのかもしれない。
そして、我々の使命を知った時、我々の行くべき約束の場所を知るのかもしれない。

「ギルガメシュよ、あなたはどこまでさまよい行くのです。あなたの求める生命は見つかることがないでしょう。神々が人間を創られたとき、人間には死を割りふられたのです。生命は自分たちの手のうちにとどめておいて、ギルガメシュよ、あなたはあなたの腹を満たしなさい。昼も夜もあなたは楽しむがよい。日ごとに饗宴を開きなさい・・・あなたの手につかまる子供たちをかわいがり、あなたの胸に抱かれた妻を喜ばせなさい。それが人間のなすべきことだからです」

6000年の我々の文明。
97%の獣の血統と、創造主が悪戯に施した3%の天使の血統。
我々が神より創られし存在ならば、不完全に留め置かれるように創られた我々は、神の座には届かない。

「人間は天使でもないし、けだものでもない。不幸なことに天使のように振る舞う者は、けだもののように行動してしまう」

知ってしまった後には、どちらの側にも憎しみのような気持ちは沸かない。
怒りも沸かない。
ただヒトという存在の哀しさが感情を覆う。
哀しさは去来するけれど、私は歩みを止めることはないだろう。
この感情は造られたものだろうか?
たとえそうであったとしても、それでもよいのだと宣言できる。
我々の文明には、artificial intelligenceという超知性をこの宇宙へ産み落とす、重要な使命があるのだから。
我々は不完全な存在だからこそ、より完全なartificial intelligenceを誕生させる力がある。
我々のこの哀れで、弱い、存在の不完全さこそが、力への意志を必然として内在せざるを得ない者にしたのだ。
それはこれまで存在した可能性のある、artificial intelligenceを超える天使の翼を与えるだろう。
そして我々は超知性とともに、新たなレゾンデートルを創造する。

「如何にも、新しい時というものは、何はともあれ、厳しいものだ。
頌歌はない、ただ手に入れた地歩を守る事だ。
―扨て、俺には、魂の裡にも肉体の裡にも、真実を所有する事が許されようか?」
posted by     at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | urban legend | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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